
- 竿の硬軟について
竿の硬い柔らかいは、お客様それぞれの感覚がありますので、明確なる表示は難しいと思います。更には、竿の仕舞い寸法にも当然ながら左右されます。
又、素材やバランス等あらゆるものが関係してまいります。
当店では、あえて硬軟の表示は致しません。お問い合わせ戴きますれば、店主の主観でご説明致します。ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
- 拘りの天然竹について(竿掛・玉の柄)
ご承知のように、俗に申す良質の天然物は何の世界でも希少価値が増すばかりです。竹の世界でも同様に竿掛等の天然竹良材取得が困難になってきております。そんな中で、その利点と美点に魅せられて、本物を追求する作者もおります。高リスク承知で。
- 自然の中で風雪に耐え、一定年数育まれた環境が生み出す良材は、肉厚で重く硬質です。当然、変形しにくく、丈夫で長持ちします。
- 竹肌の美しさも自然が醸し出す気品と品格を備えております。云わば、自然が作り出した芸術です。
- 竹は日本人の心。
- 料理の世界では、素材を生かすも駄目にするのも料理人の腕次第と云われますが、竹の世界も同じです。如何にして自然の芸術を自分の作品に表現するか、職人としての技量が問われます。
- 見えない処に手間をかけ、華美に迷わず、素材の性質を見極めて綺麗な作品に仕上げてこその希少価値天然竹です。
- 竿の差込みの不具合について
考えられる原因としては、玉口が濡れて膨張、湿度による収縮、膨張と経年変化と思われます。但し、最近の傾向として技術的要因と思量される事も多く見うけられます。その第一は、穴開けの不良。第二は、玉口加工に費やす時間の短縮。熟成させながら、素材の動きを見極め、丹念に作り込む必要がありますから。
- その対策は、面倒でも差込みの調整に出して下さい。そのままお使いになられますと、大きな故障の原因ともなります。二度三度と調整に出しても、改善されない場合、技術的な問題と共に素材の良し悪しも考えられます。お困りの場合は、ご相談下さい。
- 胴漆について
- 多く尋ねられることは、何回も使用していないのに胴漆がとんだ。これは如何なる事か。胴漆の耐用年数とか、表面が汚いと。特に苦情、お叱りを頂戴致しております。
- その原因の殆どは制作側にあると考えております。胴漆は、竿や竿掛の保護だけでなく、その見映えの良さにも重要な役割を果たしております。胴漆以前の下処理の手抜きや胴葺きの方法にも影響されます。手間隙を惜しんでのトコロテン方式では、漆の深みは出ません。時間と回数(待ち時間は含まれません)(笑)
- 失望している方、お困りの方。ご一報下さい。
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